文章よりよも音声よりも、
人に行動をうながしやすいのが動画です。
その原動力は、
“分かりやすさ”
にあります。
でも、世の中には分かりにくい動画もあります。
いや、
むしろそういう動画をたくさん見かけます。
動画=分かりやすい
のはずなのに、なぜ分かりにくくなるのでしょうか?
その原因は、
動画における分かりやすさの本質。
そこをふまえずに作ることにあります。
ではその本質は、どこに隠れているんでしょうか?
( ゚д゚)動画はなぜ分かりやすいのか?
そもそも動画が分かりやすいのは、「見て分かる」からです。
何かの話をするとき、
目に見える範囲にその話題のモノがあれば指さしますよね。
「あれ」「あの◯◯」
言葉であーだこーだ説明するより、指さしたほうが話が早い。
だから相手の視線を誘導して、話題のモノを見てもらう。
そんなわけで人は指さすという行動をとるのですが、じつは動画も同じなんです。
相手に見てもらったほうが、より伝わりやすいんですね。
( ゚д゚)分かりやすい動画と分かりにくい動画
分かりやすい動画はこの、
“指さす”
ことが出来ています。
反対に分かりにくい動画は、指さすことが出来ていません。
〈分かりやすい動画〉
・話題にしてるモノが映っている
・その中でも、いま話題にしている部分に視線を誘導している
〈分かりにくい動画〉
・話題にしているモノが映っていない
・視線の誘導がなく、どこを見ていいか分からない
・見てほしいモノ、変化、場面がそもそもない
指さしてくれれば、人はそこを見ます。
ピコンと赤や黄色のアイコンが出れば、視線はそこに止まります。
それがない場合、
人はどこを見ていいか分からないまま、画面の中の人の顔をなんとなく眺めつづけます。
視線の誘導がない動画は、
例えるなら、
「さっき公園通りで世界一キレイなどんぐり拾ったんだ」
と話しかけてきた人の、グーのままの手です。
会って話をしているなら
「見せて」
と言えるけど、動画の視聴者はそれも出来ずにストレスを溜めることになります。
世界一キレイなどんぐりの動画なら、
そのどんぐりの形、色、表面など世界一の部分に、視聴者の目を誘導する。
動画制作の際は、視聴者の目をエスコートしてあげてね。
分かりやすい動画が出来上がって、行動をうながせるよ^^
◽️シナリオ構成・スマホ基礎編集は 2年生
◽️動画集客・動画を商品化したいは 3年生